andymori(アンディモリ)「1984」の歌詞の意味とは?

andymori(アンディモリ)は2007年に結成、2014年に解散した3ピース編成の邦楽ロックバンド。

8年間の活動期間の間にリリースしたアルバムは5枚。それぞれのアルバムごとにandymoriの色があり、一本筋の通ったバンドだなという印象がある。

  • andymori (2009年日)
  • ファンファーレと熱狂 (2010年)
  • 革命 (2011年)
  • 光 (2012年)
  • 宇宙の果てはこの目の前に (2013年)

ジャンルとしては「オルタナティブ・ロック」として周知されている。

オルタナティブ・ロックとは
オルタナティヴ(Alternative)とは英語で「代わりとなる新しいもの」という意味の形容詞。オルタナティブロックとは「既存の音楽にはない新しいロック」というジャンルを指す。

andymoriの魅力は「飾らない素直な表現力」だ。

ミュージシャンは言葉を飾りすぎることがある。

装飾されすぎた歌詞は「メロディ」と混ざり合うことにより「違和感がない歌詞」としてアタシたちに届けられる。andymoriは素直な表現をとても大切にしているのが歌詞からも伝わる。

1984の歌詞の意味

ベースソロからスローテンポな曲が始まり、ストリングス(管楽器)のリフが印象的だ。

気怠そうに歌うボーカルは、サビで裏声のみで優しく歌う。

歌詞

5限が終わるのを待っていたわけもわからないまま

椅子取りゲームへの手続きはまるで永遠のようなんだ

出典:andymori【1984】

5限があるというのは、学校だろうか。先生の発する言葉の意味が、将来の自分自身に関係あるものなのか分からない生徒はたくさんいるだろう。

「将来の自分像」がぼやけたまま、高校受験や就職活動に強制的に参加させられる現代を揶揄した言葉が「椅子取りゲーム」だ。

真っ赤に染まっていく公園で自転車で追いかけた

誰もが兄弟のように他人のように先を急いだんだ それは

ファンファーレと熱狂 赤い太陽 5時のサイレン 6時の一番星

出典:andymori【1984】

ファンファーレとは式典などに使用される華やかな楽曲のことをいう。

夕日が照らす公園は子供たちの賑やかな声と、家に帰る子供たちの落胆のため息が混沌としている。「また明日ね」の声が響き渡る公園は、いつかに通り過ぎた「子供時代」を思い出させる。

「大人になってしまう」ことに対して世間は「ファンファーレの音楽」で祝うが、「大人とはなんなのか」と悩む現代の若者は皮肉にしか聴こえないという【子供から大人への移り変わりの心情】をうまく表した曲だ。

MV(ミュージックビデオ)