アンパンマンが子供達に与えている「正義」は本当に正しいのかな。
アタシはバイキンマンが好きだ。
バイキンマンは「悪(アク)」ではなく「悪(ワル)」なのだ。
アンパンマンに登場するバイキンマンを見て、心がふわりと暖かくなる。
だって、大人になった今だからこそ、バイキンマンの優しさに気づくんだもの。
ドキンちゃんのわがままに、あんなに一生懸命に動いてくれるバイキンマン……。
そんなバイキンマンの魅力を紹介するね。
バイキンマンの魅力
その①:適度にドジ
おちゃめな一面が垣間見えると、人は優しくなれるのね。
いつもしっかりしてる人から見える、おちゃめはアタシたちの心を激しく揺さぶる。
バイキンマンは適度にドジなの。
変装がバレバレだとか、絶対にやられる相手に挑むだとか、そういうドジから見えるバイキンマンの素直さが心を魅了する。
その②:目標に向かって一途
アンパンマンを倒す、というそれだけを目標に日々を精進している。
一途にひとつの目標を追いかけ続けている。
どんな逆境があっても、その目標はブレない。
毎日毎日、アンパンマンのことだけを考えて生きている。
そこに、バイキンマンの強さがある。
その③:義理人情が厚い
ドキンちゃんに対する優しさもさることながら、『アンパンマンとイタイノトンデケダケ』で垣間見える義理堅さ。
宿敵のアンパンマンに助けてもらった恩を、カッコ悪くても遂行するカッコよさ。
この人は信用できる、というイメージがバイキンマンにはある。
さいごに
バイキンマンの魅力は、人間にも同じことが通用する。
それは、「人としてどうあるか」ということだ。
正義でも悪でもよいが、その前に「人として」一人前であれ!!!