教育=叱る?
近年、パワーハラスメントが取り沙汰されて久しいが、メディアの報道のせいか上司が部下を叱りつけることに若者は過剰に反応してしまう。これはパワハラか、否か。絶対にパワハラだ!と日々を鬱々と過ごしている社会人は多いのではないだろうか。
「教育」というあり方が「教育」たらしめている要因は上司の裁量にゆだねられてしまっているため、こんなにもアタシたちは腑に落ちない気分を味わっているのかもしれない。アタシƒたちが「教育」を「教育」として認識することができれば、こんなにも上司の顔を見るのが憂鬱にはならないのではないだろうか。
こんな「教育」の場面





この叱られ方は悪い例だ。この謝罪の方法では、「なぜ叱られているのか分からない」という図が上司に伝わってしまう。叱られる場面では、上司に「お、こいつちゃんと叱られている理由がわかっているな」と思ってもらうことが大切だ。
上司はなぜ叱るのか?
成長して欲しいから
「もし他の部署に行っても困らないように、しっかり仕事をできる人になって欲しいんだ。」これはアタシが上司から言われた言葉だ。その上司にはいつも叱られてばかりだったが、ふとした瞬間にこんなことを話された。その上司は、今現在の失敗に対して叱りつけているのではなく、アタシの成長のために先を見据えて指導してくれていたのだ。
部下を育成するための方法を指導者として示している
もしあなたに部下ができたら、どのように教育をするか。部下を叱らなくてはならない場面が来るかもしれない。その時の上司としての務め、態度を示してくれているのかもしれない。
大きな失敗を食い止めるため
ケアレスミスがアクシデントに繋がることは、社会人なら誰でも身をもって実感していることだろう。小さな失敗を改善させ、大きな事故に繋がる前に食い止めていてくれていたという場面が多くある。
叱られたことによって得られたメリットを考える
- 大きな損害を出さずにすんだ
- 顧客へ迷惑をかけずにすんだ
- インシデント、アクシデントを起こさずにすんだ
小さな火種を消化することが、大きな事故を防ぐためには必要だ。叱られた…とクヨクヨ悩むなとは言わないが、叱られたことによって得られたメリットを考え、同じ失敗を起こさないために改善策を考える方が成長に繋がる。そしてそれが上司が望む本来の姿勢だ。
正直に申し出る。人間関係で重要なファクターとなる「信用」はどうやって得られるか。嘘をつく、どうせ気づかれないだろうと自分の失敗なのに知らないふりをするなど「叱られたくない」という思いから信用を失う選択をしてしまうことも少なくない。しかし、なぜあの時すぐに申し出なかったのかという流れになると何も言い逃れできなくなる。初めから正直に生きる方が精神衛生上良い。信用はそこで無くなるのではない、嘘をついたなど保身に走り、それがバレた時に無くなるのだ。
上手な叱られ方
はじめにしっかりと謝罪する
はじめにしっかりと謝罪をする。これがもっとも大切だ。ここで「なぜ叱られているのか」ということを十分に理解している態度を示す必要がある。
改善策を伝える
失敗に対しての改善策を具体的に伝えることが重要になる。具体策を明示することで上司に「お、こいつわかってるな」と思ってもらうことができる。
今後同じミスをしないための行動を宣言する
同じ失敗を続けていると次第に見放されてしまう。これは上司の「期待」が「諦め」へと変化してしまうためだ。これでは上司が自分の成長のために伝えてくれていた「ヒント」を受け取れないことになってしまう。そうならないためにも、同じ失敗をしないための方法を上司へ伝える必要がある。
指摘してくれたことに感謝する
叱られたこと自体ではなく、叱られたことによって得られたメリットを考え、指摘してくれたことに感謝する。そうすると、ただ「叱られた」という図式にはならず、自分自身の中でも納得できるのではないだろうか。
叱られ方の好例








まとめ
人間関係は一朝一夕で構築できるものではない。上記の方法でコミュニケーションしたからといってすぐに上司と良好な関係を築けるとは限らない。しかし、上手な叱られ方は確実に上司との関係性を良くし、自身の身を助けることになるだろう。
※例外もあるよ
この世にはいじめというものも存在する…そうなったら迷わず逃げろ!
アタシが好きな小山田壮平(元:andymori)の言葉を紹介する。
「逃げてばっかりじゃだめだ、強くなれ」って言う人がいる。そんなことない。爆弾の雨が降る戦場で強くなってる暇はない。撤退するんだ。世界は広い!
出典元:小山田壮平のツイート