趣味や、好きなことがない、何かやりたいけど何をすればいいのか分からない、という人がアタシの周りに多くいる。
趣味や、やりたいことが無いせいで毎日の生活にハリが無く、生きがいってものをずっと探し求めている。
そんなあなたたちと「あなたたちのこれから」を探す旅に一緒に出かけよう。
出発するね。
好きなことを幼少から掘り下げる
何かに没頭したことを幼少時代にまで遡り掘り下げてみて欲しいのね。
絵を描くことだったり、歌うこと、手芸、部活など、何かひとつでも打ち込んだことがある人は悩む必要なんてないのかもしれないよ。だって、何かに打ち込める才能をもう持っているから。
そんなもの無い!というあなたは、「没頭」という言葉のハードルをぐっと下げて欲しい。「あー、これ面白かったかも。好きかも!」というものを探してみて。
この「好き」を探す理由としては「手に取りやすい」という大きな強みがあるから。
全く興味がないことも、あなたの「好き」にできる可能性はある。でも、モチベーションを維持する「キッカケ」を小さな「好き」で底上げしてあげるのね。
やってみたいことは何?
楽器、洋裁、ブログ、絵を描く、旅行、スポーツ、写真など。
なんでも気になるものがあれば、「とりあえず」やってみて欲しいのね。
この「とりあえず」が大切。
始まる前にあれこれ下調べをして「難しそう」や、「もう年だしな」など脇にそっと置いておこう。
むしろそんな戯言(ざれごと)投げ捨てる覚悟がなければ本当に好きなものは見つからない。
そして始める前から分かることなんて、たかが知れているのね。
何かを始めるためのハードルの高さ
確かに今の世の中、情報過多だからクオリティを求めがちになるよね。
どのジャンルにもその道のプロフェッショナルは存在する。
だから、何かを作ろうとするときには、「それなりの恥ずかしくないもの」を求められていると勘違いしてしまうのね。
でも、原点に戻って考えてみて欲しいのね。
生活にハリがあるということは、自分自身で満ち足りているだけで十分なんじゃないかな。
自己完結型の好きなことほど強いものはないのかもしれないね。
好きだから没頭する?没頭するから好きになる?
答えは、
「没頭するから好きになる」なのね。
アタシの経験で言えば、どれもこれもそうだった。
アタシは小さい頃からギターを触っていたのだけれど、高校生の頃は上手くなるためだけに弾いていた。楽しいなんてあまり感じたことは無かったのね。
楽しいという感覚をあまり感じたことがないまま、作詞作曲で自作のアルバムを作ろうと思い立ったのね。
制作途中も詩、曲を生み出すことにただただ苦しかったのを覚えてる。
でも、アルバムが完成して、ジャケットの歌詞カードを見ながら曲を聴いた瞬間「こんなに楽しいもんはねーな!」と爆弾が落ちたかと思う程に衝撃を受けたのね。
そのアルバムのジャケットを描いてくれた友人にも聞いたことがあるのね。
「初めから絵を描くのは好きだった?」って。
答えは、「そんな訳ない、初めはただの暇つぶし。それしかやることがなかった。」
何かを始めてみなければ、自分の「好き」は分からないのかもしれないよ。
何かを始めるのに遅すぎることはない
始めようと思った時が、始める時。
自身の年齢を、何かを始められないための免罪符にしちゃだめだよ。これはアタシ自身に言い聞かせている言葉でもあるのだけど。
現に遅咲きで才能を開花させたアーティストや偉人は沢山いる。
まずは「小さな好き」を探すことから始めてはどうかな。