人生のモチベーションを上げる映画3選【少々ネタバレあり!】

芸術に触れた時、人生の「なんたるか」を見つめ直すことがある。今回は人生において「チャレンジ」をキーワードにモチベーションが上がる映画を3作紹介したい。

これらの映画は中だるみも無く、ストーリーも秀逸なため是非とも観て欲しい。

 

遠い空の向こうに

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アタシが1番好きな映画。どんな障壁や逆境も打ち砕くほどの「叶えたい夢」を追い求めた男の子たちのドラマだ。ノンフィクション作品であるが、事実は小説よりも奇なりとはこのことで、男の子たちそれぞれが人間的に魅力的で引き込まれることは間違いない。

あらすじ

小さな炭坑の町のどこにでもいる主人公ホーマー・H・ヒッカム(元NASA技術者)を筆頭に、ロケットを打ち上げるという夢を叶えるため、励まし、時にはぶつかり合いながら、夢を叶えるサクセスストーリー。

レビュー

ロケットに心を魅了されてしまったんならしかたねーな!とことんやれ!と応援したくなること間違いない映画。好きになってしまったものは仕方がない、それは家族も教師も仲間ですらも応援せざるを得ない「好き」がこの映画にはある。そして「好き」がこんなにも強いものだと気付かされる。主人公はただただロケットを製作して打ち上げたい、という「好き」に素直にしたがったからこそ、周りの人間はそれに心を動かされた。なにかを好きになることに理由なんていらない、とことんやりたいんだ!という強さがこの映画にはある。「好き」の前にはどんな障壁も太刀打ちできない、それを証明したのが主人公ホーマー・H・ヒッカム(元NASA技術者)。ノンフィクションのため、本当にこんなカッコいい生き方があるのかと終始鳥肌モノ。主人公がピンチの際の両親のやりとりは涙腺崩壊必至。ぜひこの映画で生きる力を吸収してほしい。

 

十五才

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これも大好きな映画で10回以上観ています。初めて観たのは高校1年生の時でした。アタシも主人公のように学校という環境に悩んだ経験があり、そんなアタシの現状を代弁してくれる十五才という映画の存在に救われたのを覚えています。苦しい現状を打破するには行動しかない!と、今でも十五才という映画に背中を押されて生きています。この映画がキッカケで実際にヒッチハイクの旅をすることや、縄文杉に逢いに逢うというアクションを起こすことができました。

あらすじ

15歳の少年・大介が家出をして、縄文杉を目指すために横浜から鹿児島の屋久島までヒッチハイクで旅をする。旅の道中、様々な人との出会いから、学校という環境や、家族、将来など多くのことを見つめ直し、子どもから大人への成長の物語。

レビュー

主人公・大介は現状を打破するために、自分を変えるためにヒッチハイクという手段で縄文杉に逢うという夢を叶えた。アタシたちも日々の生活の中で、変わる、変わらないに関わらず何かしらの手段を取捨選択して生きている。

変わるための手段としてアタシたちは何を選択して、生きているだろう。きっとどんな手段を取ったとしても変わることができたら、それは正しい選択なのだろう。しかし、正しい選択と決めるのは誰か、未来のことは誰も分からない。正しいのだ、と信じてくれるパートナーがいたらその人はとても恵まれている。そういう運がいい人ばかりじゃないから、自分の選択を正しいと自分で信じてあげることが大切だ。チャレンジする力は自分はすでに持っている、という自分を信じてあげられる力がアタシたちには必要なのかもしれない。自分を信じる力を思い出せる素敵な映画です。

 

グッドウィルハンティング

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何かを得るためには、何かを捨てなければならない。何を捨てるか、それは古い自分だ。主人公は根幹では「変わりたい」と願っていながら目の前のチャンスを掴むことができないでいる。苦しい現状の中にいても「変化」という「恐怖」に怯え、愛した人まで手放してしまいそうになる。変わりたい!と思っているが、なかなか行動に移せない人にこそ観て欲しい映画だ。

あらすじ

天才的な頭脳を持ち、心にトラウマを抱えた不良の少年と、妻に先立たれた心理学者の友情と心と心の触れ合いを描いたヒューマンドラマ。

レビュー

※児童虐待の描写があるため苦手な方は避けた方がいいかもしれません。

アドラー心理学によると、現状が変化しないのは「変わりたくない」と願っているからだそうだ。哲学的、心理学的側面からの観点のため、これを理解するのには困難を極めるが、言わんとしていることはなんとなく腑に落ちるところがある。アタシたちは変わりたいと願いながら、変わらないための選択を日々しているのかもしれない。それは新しい環境に飛び込むのが怖いとか、YouTubeを見る時間が無くなるのは寂しいとか、そういったことを、変わらないための「理由付け」としてソファに寝転びながらスマホをいじる生活を選択している、とアドラーは言いたいのだと思う。しかし、何かを得るためには、何かを捨てなければならない!と、仲間や恋人、そして自身を根底から理解してくれる心理学者との出会いによって主人公は「古い自分」を捨てる覚悟をする。変わらないための理由付けを捨てたんですね。チャレンジに恐怖はつきものだ。それは変わるのが怖いから、古い自分を捨てた後、慣れ親しんだ生活を抜け出した先が分からないから怖い。しかし、未来のことなんて誰にも分からない。推測はできるかもしれないが、見通すことはできない。彼の最後は描写されていなかったが、きっと明るい未来が待っているのだろうと満たされた気分でベッドに入ることができる、そういう映画です。

 

ぜひ自分の殻を破って、自分の信じるチャレンジをしてほしい。

映画を人生が変わる「きっかけ」として3作の紹介でした。