靴磨きは男性の方であれば一度くらいはしたことがあるのではないだろうか。自分の靴ではなくとも、父親の革靴を磨いたことがあるという人もいるかもしれない。もし、革靴を持っているのなら、靴磨きをして足元のきらびやかさで相手を魅力してしまおう。
一時期靴磨きにハマり、毎日何時間も磨いていた経験がある。靴磨きをしている最中は頭は空っぽであり、手だけを黙々と動かしている。いわゆるゾーンに入っている状態だ。靴磨きを趣味にしている人も多く、今では靴磨きの専門書なども出回り、靴磨き用品も手に入りやすだろう。
靴磨きとは
専用のブラシ、クリーム等を使用して革靴を磨くこと。磨き方には順序があり、正しい方法で行うと革靴にとっての栄養(油分)均等に行き渡り、より綺麗に長持ちするようになる。
順序
- 靴紐を外すシューキーパーを入れる
- シューキーパーを入れる
- 馬毛ブラシで埃を払う
- ステインリムーバーで古いクリームを落とす
- 専用クリームを塗りこむ
- 豚毛ブラシで磨く
- クロスで磨く
- 鏡面磨きをす
靴を磨くメリット
就活生や社会人は足元を見られていることを自覚していない人が多いように思う。ビジネスパーソンでなくても、おしゃれに気を使う人であればトータルコーディネートとして靴はおしゃれ要素の大きなウエイトを占める。足元はその人を表すということもよく聞く話であり、足元を小綺麗にするのは大きなメリットがある。また、慣れてくると10分とかからずに靴磨きが出来るようになる。
例外の靴たち
スエード(起毛)の磨き方は異なるため注意が必要だ。
スエードには専用の道具があるためそれを使用する。
お気に入りの靴と長く付き合う
ソール(靴底)の張り替えなど出来るブランドなら一生を共にできる。革靴は値段が高く初期費用がかさむため敬遠されがちだが、「一生使える」という長い目で見るとコストパフォーマンスが高いことがわかると思う。
経年変化
経年変化とは革製品などを使用するたびに馴染み、味わいのある風貌へと時間の流れで変化していくことをいう。革財布や革靴など「渋いかっこよさ」を演出するためには日々のケアが必要だ。これを機に経年変化の魅力に取り憑かれてみてはどうだろう。