ソロキャンプが流行っている。
ソロキャンプという単語を初めて聞いた人はその内容にびっくりするかもしれないが、その名の通りソロ(ひとりで)キャンプすることだ。YouTubeなどでも投稿されており、需要は高まってきているのかもしれない。
ひとりでやって何が楽しいの?
みんなでワイワイやるから楽しいんじゃないの?
そもそもひとりとか怖いし…。
などなど、疑問がある人もいるだろう。アタシはソロキャンプが好きで、暇を見つけて年に3回ほど行う。
最近仕事でストレスが溜まっている、ソロキャンプをやろうか悩んでいる人は、非日常のなかでストレス発散ができる素晴らしい休暇方法のため、ぜひ魅力を知ってチャレンジしてほしい。
ソロキャンプとは
ひとりでキャンプをすること、それ以上でも以下でもない。
しかし、「ひとり」だからこその楽しみ方がある。
持ち物
大人数で行うキャンプと持ち物は大して変わらない。
- テント
- シュラフ(寝袋)
- チェアー
- クーラーボックス
- ランタンなどの照明器具
- 調理用のBBQコンロ
- 炭、着火剤
- その他食料
必要最低限の持ち物を列挙したが、これらがあれば十分ソロキャンプを楽しむことができる。
キャンプの場所は海?山?川どっち?
山を選択した場合
山の魅力はなんと言っても星空だ。ベンチに身体を預け空を眺めると絶景が一望できる。空気は澄んでいて、鼻を通り抜けるたびに心が浄化されていくような感覚を味わえる。一生のうちに何度見られるかわからない流れ星を見ることも、ソロキャンプでは容易い。天の川が目の前に流れる景色はあなたをソロキャンプの虜にすること間違いない。
海を選択した場合
釣りをしてみたい!というあなたは海を選ぶべきだ。3000円程度で「釣りセット」など売られているため初心者の方でもこのソロキャンプを機に釣りを趣味にできるかもしれない。運良く釣れた魚もハラワタをさばいて炙るだけで絶品だ。そして海の波のさざめきはこころを落ち着かせてくれる。音楽なんてなくても波の音というインストゥルメンタルというBGMの中で眠る快感は一度味わうと抜け出せない。
川を選択した場合
川はどこか清潔感のようなものがある。川の水は飲むことができるし、夏の暑い日には足だけでも水浴びをすると日々の疲れが吹き飛ぶほどに爽快だ。川のせせらぎを聴きながら寝入る瞬間は言葉にしがたいものがある。木陰から覗く月で月光浴をして、焚き火を眺める時間は非日常の代名詞だ。
ソロキャンプの魅力
ゆっくりと流れる時間を満喫する。優しい音楽をスピーカーでながして、自分の好きなタイミングで肉を焼き、積んでいた本なんかを読む。ベンチに深く座りあれこれ思想してもよい。余すほどの時間がある。
時間があまり手持ち無沙汰になるが、それを噛み締めてほしい。何もすることがなく、今ある非日常という与えられた環境が自分に与えてくれるものを考える。何かしてもいいし、何もしなくてもいい。家にいるときには見過ごしているその時間を、ソロキャンプ中には「自分に与えられた時間」としてリアルに感じることができるだろう。