掃除は心を落ち着かせる。【断捨離、モノを捨てるという意味について】

「断捨離」が流行してから、しばらく経ちますね。

いらないものは捨てる!という快感を知っている人もいるかもしれません。

掃除は「捨てる」というよりは、「綺麗にする」という意味合いが大きいですね。

掃除をした日は、なぜだか「心」がすっきりしている経験をしたことがある人も多いのではないでしょうか。

本記事では、「掃除」がもたらす「精神」への影響について、また「断捨離」の意味についてをアタシの体験談からお話しします。

 

掃除は心を落ち着かせる

掃除をしないことによる悪影響として、「割れ窓理論」を例に説明します。

割れ窓理論とは

治安が悪化する過程として、

建物のたった1枚の窓が割れているのを放置すると、「誰もそこに関心を払っていない」というサインとなりポイ捨てなどの軽犯罪が横行する環境を作ってしまう。そして、街は次第に汚れ、住民のモラルは低下して凶悪犯罪にまで発展してしまう。

目に見える「環境」が、アタシたちに与える影響はとても大きいです。

小さなゴミを放置することで、「別にいいか」という気持ちになり、次第に部屋は汚れ、アタシたちの心に悪影響を及ぼします。

 

部屋は心の鏡

部屋は心の鏡です。

心が落ち着いていると、部屋も綺麗であることが多いです。

それは、部屋を綺麗にすることで、心も整理整頓できるということなのです。

小さな汚れが大きな汚れを呼び、そしてそれを日常的に視覚で捉えてしまうことで、心にダメージが蓄積されていきます。

部屋を綺麗にすることが、「自分の心に優しい」ということに繋がります。

アタシの経験上、心が荒んでいるときは、部屋も荒れ放題のことが多いです……。

 

モノの価値

アタシには、断捨離にはまってしまって、あらゆるものを捨てていた時期があります。

「あれ?どこいったのかな。」と思い、探している最中に、「あ!捨てたんだった。」ということが何度もあります。

捨てたものを思い出すのは、探そうとした時だけだな、と気づきました。

それは「不便」という形で生活に支障をきたすかもしません。

しかし、「形のあるモノ」はいずれ無くなってしまいます。

壊れたり、使えなくなったり、汚れたり、モノの役目を果たして朽ちてしまうのです。

消費社会の現代に、「モノ」の価値はどんどん下がっています。

価値は「モノ」から「思い」へと変化しているのです。

 

モノを捨てる=脱皮

慣れ親しんだモノを捨てる時、覚悟が必要になります。

アタシもそうだったのですが、使い続けたモノたちを捨てる時には「えいやっ!」という思い切りが必要でした。

しかし、モノを捨てるという行為を「脱皮」だと思うと、すんなりとモノに感謝し、捨てることができるようになりました。

ここでいう「脱皮」とは、

アタシたちが「成長するために、皮を脱ぐ」ということです。

ここでいう「皮」とは、「使わなくなったモノたち」のこと。

必要なくなったモノに溢れた部屋は、過去のアタシを象徴しています。

それにまみれて生活するというのは、過去を背負ったまま生きるということです。

古い「皮」を脱ぐと、とても生きやすくなりました。

 

断捨離の本質

断捨離の本質は、「過去との決別」です。

苦しい過去を持っている人こそ、「モノを捨てる」という行為で身軽になります。

なぜなら、「過去の自分」を捨てることができるからです。

財布やキーケースなど、いつも身につけているモノこそ、新調すると「古い自分は捨てたんだ」という意識が大きくなります。

 

生きづらさの原因

生きづらさの原因は、「過去をひきづっている」ことがひとつの要因です。

暗い過去であればあるほど、「重い皮」を背負って生きていくことになります。

「重い皮」を脱ぎすて、新しい自分に出会うきっかけが、掃除と断捨離です。

アタシたちが思っている以上に、モノと過去の繋がりは大きいです。

生きづらさを改善するには、モノへの執着を捨てて、過去と決別する覚悟が必要になります。

 

モノの捨て方

アタシはモノに魂が宿ると信じています。

科学的に証明されていない、と言われればそれまでなのですが、科学で証明できないことっていっぱいあるんですよね。

だから、モノを捨てる時には「今までありがとう。新しいアタシになるためにあなたはもう必要ない。さよなら。」という気持ちをもって捨てています。

それが、自分にもモノにも優しい「捨て方」です。

 

掃除、断捨離で手に入れたもの

モノで溢れかえっていた時にはなかった、シンプルな思考ができるようになりました。

モノを捨ててしまったことで、生活が不便になったと思えば買い直せばいい。

今あるモノで生活する、というマインドに変わっているのに気が付きました。

洋服もできるだけデザインがシンプルなものを選び、「どうしようかな、何着て行こう?」という「選択するストレス」から解放されました。

 

さいごに

ひとつだけ注意して欲しいことがあります。

絶対に、他人のものを勝手に捨ててはいけない、ということです。

それは、恋人のモノであったり、旦那、妻のモノであったり、自分の子供のモノもすべてです。

掃除、断捨離は、過去の自分との決別です。

あなたの過去との決別なのだから、他人は関係ありません。

捨てるものは、「古い自分の皮」なので、自分の所有物のみ捨てるようにしてください。